久之介ブログ

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子どもに必要なのは"IQ"と"SQ"?!

どうも こんにちは。

ひさのすけです。

 

今の時代

『勉強だけできても生きていけない』

というのは常識です。

 

では、学力以外に何が必要なのでしょうか?

 

それは、今回取り上げる『SQ』です。

 

今回は、

『これからの子どもたちに必要な"IQ"と"SQ"』

について紹介したいと思います。

 



「IQ」って何?「SQ」って何?

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まずは、「IQ」って何?「SQ」って何?

というところから見ていきたいと思います。

 

「IQ」は、よくクイズ番組で「あなたのIQは〇〇」と数値で表されるアレのことです。

 

詳しくは、

「IQ」とは、「知能指数(Intelligence Quotient)」:「考える知性」であり、いわゆる頭のよさ。IQが高いほど知能が高く、低いほど知能が低いとされています。

 

もう一つの「SQ」はあまり聞き馴染みがありませんが、これの前に「EQ」というものがあります。

 

「EQ」とは、「感情指数(Emotional Intelligence Quotinet)」:「感じる知性」「心の知能指数」と言われ、自分の感情を認識してコントロールできる能力です。

 

この「EQ」が進化した概念が

「SQ」といわれています。

 

「SQ」とは、「社会的指数(Social Intelligence Quontient)」:「生き方の知能指数」であり、同調性・自己表現力・影響力・関心(気配り)などの社会的適応能力を測るものです。

 

では、具体的に「SQ」とは

どんな指数なのかをみていきましょう。

 

生き方の知能指数「SQ」

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人間は、コミュニケーションなしでは

生きていくことができません。

 

そして、嬉しい時、楽しい時、悲しい時、

怒っている時など様々な感情を友達と分かち合い、

また友達が思っている思考や行動に

同感できるようになれば、

人間関係はよくなっていきます。

 

また、自分の意見を相手に不快感を

与えないような伝え方なども社会生活には

欠かせない能力です。

 

これらの能力は、人間社会で上手く

渡り歩いていけるかどうかは「SQ」

すなわち「社会的指数」が高いか低いかに

よるのです。

 

社会的指数「SQ」を高めるには?

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社会的指数「SQ」を高めるためには、

親たちはどのように子どもと

接していけばよいのでしょうか?

 

「ミラーニューロン」を刺激することが

「SQ」を高めるきっかけになります。

 

「ミラーニューロン」とは、 脳内細胞の一つであり、相手の行動や仕草から 相手の感情を読み取ったり、 共感したりする細胞です。

 

子どもにとって一番の相手は親にあたります。

 

子どもは親の行動、言動を

よく見てよく聞いています。

 

そして、親の行動によって子どもの「SQ」が

高まるかどうかが決まってくるのです。

 

親ができる4つのこと

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  1. アイコンタクト
  2. 表情
  3. 絶対的な安心感
  4. テレビ、インターネットにあまり頼らない

ということです。

詳しく見ていきましょう。

 

1.アイコンタクトをたくさんする

産まれたての赤ちゃんの頃からできる

コミュニケーションの一つです。

親と子どもが目を合わせて笑うと、

子どもも笑顔で笑ってくれます。

まさに、これがミラーニューロンが働いている

証拠です。

これが「SQ」が高まる第一歩なのです。

 

2.表情を豊かに接する

親が表情豊かに接することで、

子どもは自分の言動や行動が相手にどう影響を

与えるのかを自然に学ぶことができます。

相手の反応、表情を見て子どもは

少しずつ「SQ」を高めていくのです。

 

3.スキンシップや声で絶対的な安心感を作る

小さい頃に受けるスキンシップは大切であり、

子どもは不安や環境の変化により

甘えてくることがあります。

そんな時は、親はしっかり受け止めてあげ

抱きしめてあげることが大切です。

また、声かけによる安心感も与えてあげましょう。

日常的な会話ではなく、「大好きだよ」

「愛してるよ」などの声をかけるだけで子どもは

安心感を覚え、自己肯定感につながり「SQ」を

高めるのです。

 

4.テレビ、インターネットに子守をさせない

「SQ」を高めるには、リアルな

コミュニケーションしかありません。

また、家族構成も「SQ」の発達に影響を及ぼし、

家族が多いと「SQ」の数値は高くなる傾向が

あります。

気をつけるべき点は、一人っ子の家庭です。

一人っ子の場合は、しっかり親が子どもと

接する時間を増やすことが重要となります。

 

絵本の読み聞かせが最強

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「SQ」を高めるには、

上記のポイントを含めて絵本の読み聞かせ

最強ということです。

 

絵本は、目を合わせて読むことができますし、

表情や感情が入りやすく、膝の上に乗せて

スキンシップもとれるので、「SQ」を高めるのに

最高のコミュニケーションツールと

言えるでしょう。

 

絵本は、以前書いた記事を参考にしてみて下さい。

hisanosukeblog.hatenablog.com

 

まとめ

令和の時代を生きていく子どもたちには、

「IQ」だけでなく、社会適応能力である

「SQ」社会的指数が必要となってきます。

 

「SQ」の数値を高めるには、親の行動や仕草、

子どもとのコミュニケーション次第と

いうことがわかりました。

 

「子どもは親の鏡」子どもは親の行動や言動を

何でもマネして成長します。

 

なので、このことをしっかり念頭において

接してあげることが一番重要なのです。

 

絵本の読み聞かせで全てを補えるわけでは

ありませんが、一つのコミュニケーションツール

として子どもと接してあげてください。