久之介ブログ

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読み聞かせは子どもだけじゃない‼️大人にも効果アリ‼️

どうも、こんにちは。

久之介です。

 

子どもに絵本を読み聞かせていますか?

子どもへの読み聞かせは、親と子の距離が近くコミュニケーションの一つでもあります。

 

しかし、読み聞かせは、ただのコミュニケーションだけではありません。

 

今回は、

  • なぜ、読み聞かせがいいと言われているのか
  • 読み聞かせが持つ効果
  • 読み聞かせをする時の注意点
  • さいごに、年齢別おすすめの読み聞かせ絵本を紹介

を紹介します。



読み聞かせがいい理由とは?

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子どもに読み聞かせがいいと言われている理由は、一番は脳が著しく発達すると言われています。

乳幼児の脳は3才までに成人の脳の70〜80%が完成します。

さらに、6才までには90%近くまで発達してしまいます。

なので、乳幼児の時から脳への刺激が大事だと言われています。

ほかにも、読み聞かせをする時には、膝に乗せて体を密着させて読んだり、就寝前にベッドに横になって体を寄せ合って読んだりと、親の温もりを感じることで、子どもは安心したり、親子の信頼関係が築かれていきます。

 

読み聞かせが持つ効果とは?

子どもへの読み聞かせが持つ効果には、上記のような、脳の発達・親子の信頼関係の他に、子どもにとって大切な影響をもたらしてくれます。

読み聞かせ効果 その1【 感受性UP 】

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読み聞かせには、感受性が豊かになる効果があります。

絵本を通じて、登場人物の気持ちを想像し、喜怒哀楽の感情を読み取れるようになり、子ども自身も感受性が豊かになります。

感受性を豊かにすることは、今後のコミュニケーション能力を向上させ、社会に出たとき必要不可欠な要素になるでしょう。

 

読み聞かせ効果 その2【 想像力UP 】

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上の感受性の話にも繋がりますが、登場人物の気持ちや行動を想像する事で、絵を描くとき、創作するときに完成をイメージしたりと、先の事をイメージして行動できるようになります。

また、親が子どもに「このあとどうなったと思う?」などと聞いてあげると、さらに想像力がUPしやすくなるでしょう。

 

読み聞かせ効果 その3【 語彙力UP 】

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語彙力(ごいりょく)とは、言葉を理解し使いこなせる力のことです。

読み聞かせによって、たくさんの言葉に出会い、理解し、使うことで語彙力はUPします。

そして、自分の気持ちをうまく言葉に表現できるようになり、コミュニケーション能力にも繋がります。

 

読み聞かせは子どもだけでなく、大人にも効果絶大?!

読み聞かせには子どもだけのものではなく、大人にも効果バツグンなんです。

と言っても、大人が大人に対して読み聞かせるのではなく、子どもに読み聞かせているだけでいいんです‼️

どんな事に効果絶大なのかを見ていきましょう。

不安、うつ、ストレスの抑制

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東北大学の川島教授の脳科学研究グループと山形県長井市との共同研究で、40組の幼児とその家族に8週間の読み聞かせの実験を行なったところ、子どもに対するストレスが参加前と後では、数値が半分以上も減少していました。

また、読み聞かせ時間とストレスの変化を調べた結果、読み聞かせ時間が長い(多い)ほど、ストレスは減少する傾向にありました。

子どもとのコミュニケーションが増えることで親は心にゆとりを持って我が子に接することができると言えるでしょう。

参照元:「本の読み聞かせ」が親子共に効果絶大な根拠 | 子育て | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

読み聞かせをする時の注意点

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読み聞かせをする時の注意点としては、声です。

絵本を読んでいると、ついつい声のトーンで感情を表現しがちですが、感情を込め過ぎると、子どもの想像力を邪魔してしまうので、淡々と読む方がいいです。

例えば、悲しい場面で悲しそうな顔をして、悲しそうな声で読んでしまうと、子どもたちは固定概念にとらわれてしまい、『これは悲しい場面なんだ』と勝手にイメージがついてしまいます。

ただし、『〇〇は大きな(小さな)声でいいました。』などのような時は、その通り読んであげても大丈夫です。

最後には、どうだったかを聞いてあげるといいでしょう。

親が本の感想や評価をしてしまうのはNGなのでやめましょう。

 

おすすめの読み聞かせ絵本【年齢別】

0〜1才児への絵本

0才児には、絵が大きくインパクトのある絵本を選んであげましょう。

1才近くなってくると、擬音が載っている絵本を選ぶといいでしょう。

1,【 じゃあじゃあびりびり 】

色使いがはっきりしていて、はっきりと見えない赤ちゃんでも色や形がわかるようになっていて、車の音や犬の鳴き声などの擬音語が、赤ちゃんの感性に働きくけます。

絵本も小さくできているので、赤ちゃんが自分で持つ事もできます。

 

2,【 もいもい 】

東大の赤ちゃんラボの研究者たちが2年がかりで作った絵本です。

赤ちゃんの目を釘づけにする色使いと、大小さまざまな『もいもい』、赤ちゃんの耳に優しい『もいもい』の言葉が赤ちゃんを惹きつけます。

 

3,【 いないいないばあ 】

1967年発売の『いないいないばあ』は半世紀以上たった今も読まれている絵本です。

手描きの可愛い動物たちが赤ちゃんを『いないいないばあ』と驚かしてきます。

驚かし方は動物によって様々。

マネしながら読んであげると赤ちゃんも喜ぶでしょう。

 

1〜2才児への絵本

1才児、2才児には、擬音語や繰り返し同じ言葉が出てくるようなテンポの良い絵本を選んであげましょう

1,【 だるまさん 】

「だるまさんが…」のテンポのよいリズムから「どてっ」とコケていたり、「ぷしゅー」としぼんだり、ほのぼのと可愛らしい『だるまさん』は赤ちゃんを惹きつけます。

 

2,【 あおくんときいろちゃん】

2才近くなってくると色を覚えだします。

色はどう変化するのか、色を勉強しながらもストーリーはしっかりとある絵本です。

 

3,【 とびだす!うごく!どうぶつ 】

この絵本は、動物たちがとびでたり、うごいたりする仕掛けがされています。

キリンの首が伸びたり、コアラが木に登ったり、その仕掛けを自分で見つけさせたりして、遊んで、読める絵本です。

 

 

2〜3才児への絵本

2才児、3才児には、極力自分で絵本を選ばすようにしましょう。

トイレや歯磨きなどの生活の見本となる絵本もいいですが、子どもの興味を尊重するようにしましょう。

【おやすみ、はたらくくるまたち】

1日の流れをはたらく車に置き換えて、時間の大切さ、寝る事の大切を学ぶことができます。

 

3〜5才児への絵本

3〜5才児にも、自分で絵本を選ばしましょう。

想像力を働かせて読める絵本がいいでしょう。

登場人物がいてストーリー性のある絵本や昔話など登場人物の気持ちがわかりやすく、想像しやすい絵本を選ばしてあげましょう。

【 ちいさなくれよん 】

ゴミ箱に捨てられた、折れて短くなったクレヨンが「ぼくは、まだつかえるよ。まだ、きれいにぬれるよ。」と外の世界へ行っていくストーリー。

簡単に捨ててはダメ。モノの大切を学べる1冊です。

 

以上が年齢別におすすめする絵本でした。

2〜3才、3〜5才は自分で気にいった絵本を見つけるということを勧めているので、ここでは、1冊ずつの紹介にしています。

 

読み聞かせにあれば便利なグッズ

絵本スタンド

絵本を立てかける事ができ、両手が空くので、子どもに触れながら、絵本を楽しむことができます。

パペット

読み聞かせながらパペットで、実際に再現して読んであげると、子どもは大喜びですよ。

 

まとめ

2才の子どもがいる身として、読み聞かせをやっていますが、子ども自身もいろいろな言葉を発するようになって、自分自身子どもに対してのストレスは無くなったように思います。

心にゆとりができ、子どもに接することができて、毎日が楽しく過ごせています。

みなさんも読み聞かせをして、子どもとのコミュニケーションを取り、楽しい毎日を送りましょう。