久之介ブログ

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反抗期のない子どもの将来の反動とその影響

子どもには反抗期がつき物で、人生で反抗期が2回くると言われています。

 

一番最初に来るのが、幼児期に来るイヤイヤ期である「第一次反抗期」で、2回目に来るのが、小学生高学年頃から中学生くらいに来る思春期の「第二次反抗期」があります。

 

そして、「第二次反抗期」を拗らせないしまうと期間が長引くこともあります。

 

また、反抗期が来ていても態度や表に出さずに反抗期を終える子どももいてるので、反抗期は個人差が大きく関わります。

 

中には、本当に反抗期が全くないという子どもが稀にいてます。

 

今回は、反抗期がないとどのような反動があり、将来どういった影響を及ぼすのかを紹介したいと思います。

 

「うちの子、反抗期の時期なのに反抗期らしい行動・言動がなくて心配。」

「うちの子、反抗期なかったけど、将来に影響与えないか心配。」

「これから反抗期を迎えるであろう子どもの親ですが、子どもとどう接したらいいかわからない」

 

と言う、親御さんにはぜひ見ていただきたい内容となっております。

 

反抗期のない子どもの反動とその影響

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反抗期がないまま成長すると、自分で自分の思い、考えを主張できない大人になってしまいます。

 

このことが影響し、交友関係や異性との交際が上手くいかないこともあります。

 

例え結婚できたとしても夫婦間のトラブルにより離婚なんてこともあるようです。

 

中には、夫が30歳を迎えるタイミングで反抗期が来て、妻が鬱病になるというパターンや、夫が反抗期がなかった人で何でも自分で判断できずに、常に妻の言いなりになって愛想を尽かされるパターン、また、反対も充分にあり得ることです。

 

他にも、親へ依存したままになることもあります。

 

そんな人は、大人になった子どもは、優柔不断になり、何でも親の意見やアドバイスに従って、親頼りになってしまいます。

 

反抗期がない子どもとの接し方

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反抗期がないことは悪い事ではありません。

 

しかし、子どもがひとりの人間として自立する機会をなくさないために、親は子どもをしっかりサポートしなければなりません。

 

反抗期がない子どもに対して親は、常に子どもは、どう考えているのか、どう思っているのか

あなたはどう思う?」や「どうしたらいい?」などの声かけや働きかけを心がけることが大切です。

 

また、親自身も考えることであり、「過保護になっていないか?」「子どもを放任しすぎていなか?」など自問自答してみることも親として大切です。

 

親のエゴにより、子どもの反抗期が面倒くさいという理由で親の考えを押し付けることや反抗させない環境を作ってしまえば、上記のような将来に影響を及ぼすので注意が必要です。

 

反抗期がない理由

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反抗期がない理由には、良いも悪いも4つの理由があります。

 

『親子関係が対等 である』


「反抗期の重要性」でも話しますが、反抗期は親と子の関係に上下があるため起こります。

 

その上下関係がなく、対等な関係を築けていれば、子どもは親に反抗する理由がなくなります。

 

お互いが依存せずに自立し、同等の立場でいれば、良い意味で反抗期はないと言えるでしょう。

 

『反抗期であることに親が気付いていない』


冒頭でもあるように反抗期は個人差が大きく出るものです。

 

反抗期は言葉遣いや行動だけが反抗期ではありません。

 

中には、表情や表に出せない子もいるため、
「ちょっと機嫌が悪そうだな」ということがあれば、それが子どもにとっての反抗期という可能性が
あります。

 

自分の時はどうだったと決めつけずに、普段から子どもの変化に気付いてあげるのも親の務めです。

 

『親の束縛や支配が強く、反抗できない』


反抗期は自分を確立するための過程です。

 

そのため、自分の考えや思いを伝えたとしても、親が聞いてくれなかったり、否定されると子どもは反抗しない人になってしまいます。

 

子どもは否定されるのであれば、反抗せずに親の言う事を聞いておこうという考えになります。

 

『悪い意味で友達感覚になっている』


本来、親子の関係は同等もしくは親が少し前を歩くくらいが良いとされていますが、親が子どもとの関係を拗らせたくないがためにした手に出てしまうと親子の関係に逆転が生じてしまいます。

 

そうなってしまうと、子どもの意見が尊重され、子どもも反抗する必要がなくなってしまうのです。

 

悪く言えば、子どものわがままを親が何でも聞いてしまっているということです。

 

この4つのいずれかがあると、反抗期が訪れない子どもとなるのです。

 

反抗期の重要性

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反抗期は周りの環境や人間関係などの影響を受けながら、自立するための期間です。

 

幼児期に起きる反抗期は、甘えから来る大人への反抗や自我が芽生えることによる「自分でしたい」という主張がイヤイヤ期として現れてきます。

 

思春期の反抗期は、親子関係である「上下関係」を「親も子どもも同等」にしようとする時期であり、反抗期によって自分を確立させるための作業なのです。

 

そして、親から精神的自立をしていくのを目的としているのです。

 

まとめ

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子どもにとって反抗期は、大人の階段の第一歩です。

 

小学生から先輩後輩の上下関係のある中学生という環境により窮屈に思うようになり、また異性との関係に悩む年頃になります。

 

そんな時は、付かず離れずの関係で親は子どもをサポートしましょう。

 

しかし、親にとって子どもの反抗期はイライラするし、ストレスの原因にもなり、できればない方がいいという親も多いはずです。

 

しかし、自分も子どもの頃に通ってきた道ですし、自分の親に対して暴言や迷惑をかけてきた人もいるでしょう。

 

自分が親にしてきたことを振り返る機会にもなり、
また親への感謝の気持ちも出てくるとても良い機会になると思います。

 

悪い意味での反抗期がない場合は、大人になってから様々な支障をきたします。

 

なので、そうならないためにも親は反抗できる環境を作ってあげることも大切だということもわかってあげてください。